宅建試験の合格者の属性 ~こんな人が受かっています!~


宅建は狭き門ではない

ここ10年間の宅建試験の平均合格率は16.5%。10人中、合格できるのは1人か2人という計算になりますので、宅建試験は非常に狭き門であるかのように思われるかもしれません。
確かに、合格「率」で見るとそのとおりなのですが、一方、合格者「数」で見てみるとどうでしょうか?

合格者数の詳細については、前のページに掲載した表の方をご覧いただくとして、それによると、宅建試験では毎年約3万人もの合格者が誕生していることがわかります。

3万人と言えば、他の資格試験で言えば、受験者数に相当するくらいの人数です。それだけ多くの人が合格できると考えれば、宅建試験は狭き門どころか、むしろ広き門だと感じられませんか?

どんな人が合格しているのか?

宅建試験では、毎年約3万人もの合格者が誕生しているわけですが、一体どんな人たちが合格しているのでしょうか?これから、宅建試験に挑むみなさんにとっても大いに気になるところかと思います。

2012年度の試験を例に取ると、まず合格者数の男女比は、男性が23,018人であったのに対して女性は8,982と、2.5倍以上の開きがあります。

ただし、この数字だけを見て「宅建は男性に有利/女性に不利な試験」だと判断してはいけません。実際はその逆で、男性の合格率が16.5%であったのに対して女性の合格率は17.5%となっており、むしろ女性の方が合格しやすくなっています。

次に、合格者の年齢構成はどうなっているのでしょうか?
宅建試験の合格者の平均年齢は35.5歳。ちなみに男性は36.0歳で、女性は34.3歳ですから、年齢に関しては男女差というのは特にありません。

やはり、これからバリバリと仕事をこなしていくであろう30代の合格者が多いわけですが、その一方で、下は10代の合格者もいれば上は80代の合格者もいて、宅建が非常に人気のある資格であることが、合格者の幅広い年齢層からも見て取ることができます。

さまざまな業種の人が宅建を取得している

宅建というと、どうしても不動産業界に勤める人のための資格と思ってしまいがちなのですが、実際にはそうではありません。

同じく2012年度の宅建試験における合格者の職業別構成比を見てみると、合格者のうち、不動産業従事者はたったの30.3%。それ以外の約7割の人たちは、不動産業以外の人間、あるいは学生や主婦だったりします。

見方を変えれば、宅建資格はそれだけ、幅広い業種で“使える”資格ということです。今現在は明確な目的がなくて、それでも何か資格を取得したいという人にも、汎用性の高い宅建資格はおすすめです。