宅建合格に必要な勉強時間は? ケースバイケースで個人差あり


宅建試験に合格するためには、どの程度の勉強時間を想定するのがよいのでしょうか?
ネットで情報収集をする限りでは「短時間で合格!」「100時間でOK」やら、一方では「300時間は必要」やらと、なかなか情報が錯綜している状況。
これでは、宅建勉強時間の本当のところなど掴めるはずもありません。

宅建試験に向けた勉強時間には個人差がある

そもそもなぜ、宅建の勉強時間に対する考え方にはこんなにも様々な情報が溢れているかといえば、ずばり「必要な勉強時間が人によって様々だから」です。
ひと口に宅建試験の受験生といっても、そもそも持ち合わせている知識が異なりますし、資格試験への慣れや勉強方法の進め方にも差があります。

色々な受験生がいる中で、各媒体がそれぞれのタイプに応じた学習法を提案しているからこそ、結果として“宅建の勉強時間”についても一括りに出来ず、様々な数字が提示されてしまうのでしょう。

ある人が「宅建試験には○時間位の勉強時間で合格できたよ」と言っても、アナタも同じ時間数で合格できるかと言えば必ずしもそうではないのです。

100時間~300時間の枠の中で、自分に必要な学習時間の確保を

上記を踏まえた上で「宅建試験の勉強時間」を語るなら、概ね「100~300時間」ほどの時間数で、自分に必要な量をこなすのが妥当であると言えます。
具体的な時間数を事前に見積もることは難しいと思いますが、イメージとして「宅建は生半可な勉強量では合格できない試験である」ことを自覚した上で、日々継続して学習に取り組むのが得策です。

勉強の始め時としては、だいたい試験日の8~7ヵ月前が適切だと思います。
1年以上も前から対策を始めても中だるみが心配ですし、かといって半年を切った時期では対策が間に合わずに本試験を迎えることになってしまう可能性があります。

どれぐらいの時間を掛けるのか

1日に何時間かけたらいいのか? それについては意外と答えは限られてきてしまいます。というのは、宅建は難易度が高いと知っていても、勉強時間をたっぷりとかけられる受験者はいまどきいないからです。

社会人は当然ですが、学生や主婦も暇ではないです。それでも1日平均2時間、多忙でも1時間はかけたいものです。

あなたが通学を選ぶなら、学校を休まない限り学校での勉強時間が自然に発生するわけですが、帰宅後の自習時間もなるべくとらないといけませんね(宅建の難易度を考えたら、自宅での勉強時間を取らない通学者もいませんが)。

どれぐらいの日数を掛けるのか

次に、どれくらいの日数をかけるべきでしょう? この意味での宅建の勉強時間は基準が別で、難易度を考えると完全な独学、それも初チャレンジの場合は、1年かそれ以上かけたほうが安全ではないでしょうか。

つまり、あなたは1回目の受験では失敗することを計算した上で長期スケジュールを組むという意味です。
何しろ、通学していても失敗する人が多いわけですから。

あなたが通学や通信教育の受講者になるなら、半年を目安に組んだらよいのではないでしょうか。
最初の3ヶ月で、「権利関係」「法令上の制限」「宅地建物取引業法」の3科目をテキストと問題集のやり込みで基礎を固め、残り3ヶ月のうち前半で3科目のやり込みを2倍以上徹底して行うほか、「その他の法令」に本格的に着手します。

その残りの時期は、もう模試を受けたり、あなたの苦手科目の最終的な穴埋めに入ったりする時期です。
そして、もう過去問+予想問題集をそれまでの3~4倍くらいやり抜いておくべき時期でしょう。
もし、これより短期的なスケジュールをあなたが組まないといけないとしたら

  • 1日の勉強時間を数倍に増やす
  • 過去問に取り組む回数を、テキストを読み込む回数の数倍に増やす

といった対策が大前提になります。宅建の受験は勉強時間の多さよりも勉強の量のほうが大事ですから、3ヶ月以下でも(それもまったくの素人でも)受かる可能性はあることは事実です……

若干ながら、ですが(ただし、専門の学校や通信教育の助けを借りずに行うのはほとんど無謀です。6ヶ月のスケジューリングにしても、独学ではなく学校や通信教育で、専門家の援助を受ける前提でのプランですからね)。

3ヶ月かそれ以下の場合、1日に5~8時間とたっぷりとした勉強時間をとって宅建の難易度に対応したいものです。

あなたが学校に行くなら、短期集中講座等でみっちり講義を受けることと、それで足りない部分を毎日自宅で補うくらいの時間をかけることが求められます。
あなたが通信教育を選ぶなら、トータルで毎日5~8時間くらいの勉強時間をとれるなら、合格の望みもわいてきます。

このときDVD型のような学校の講義に近い教材があると、勉強に拍車がかかってチャンスが増えてくるはずです。
DVD型の通信教育のおかげで、限られた勉強時間でも難易度の高い宅建に受かったという受験者は毎年いますね。